
「アプリを作ってみたい」と思って調べ始めると、
Swift、Kotlin、Flutter、React Native…と選択肢が一気に増えます。
正直、初心者ほどここで止まります。
私自身もそうでした。
今回は、個人開発で新しくアプリ制作に取り掛かるにあたり、
なぜ最初の一手として Expo を選んだのかを、
初心者目線で整理してみます。
アプリの中身や仕様については触れません。
あくまで「技術選定」と「考え方」の話です。
Contents
個人開発で一番大事なのは「完成させられるか」
最初に前提として強調したいのはこれです。
**個人開発で一番の敵は、技術力不足ではなく“途中でやめること”**です。
- 学習コストが高すぎる
- 環境構築でつまずく
- 画面すら表示されない
こうした状態が続くと、モチベーションは確実に落ちます。
だから今回は、
「最短で“動くもの”を作れるか」
を最優先に技術を選びました。
なぜネイティブ開発(Swift / Kotlin)を選ばなかったか
ネイティブ開発は、当然メリットも多いです。
- パフォーマンスが高い
- プラットフォームに最適化されている
- 将来的な自由度が高い
ただし初心者・個人開発視点だと、次の点が重くのしかかります。
- iOS / Android で言語が分かれる
- 環境構築が複雑
- 学習コストが高い
- 「画面が出る」までが遠い
今回は学習そのものが目的ではなく、アプリを作ることが目的だったため、
このルートは選びませんでした。
JavaScript経験者ならExpoは相性がいい
私はこれまで Web 開発で JavaScript を触ってきました。
Expo(React Native)は、
- JavaScript(TypeScript)で書ける
- React の考え方がそのまま使える
- Webに近い感覚でUIを組める
という点で、既存の知識をそのまま流用できるのが大きな魅力でした。
「全部新しく覚える」より
「知っていることを拡張する」方が、続きやすいです。
Expoの一番の強みは「導入の楽さ」
正直に言うと、
Expoを選んだ最大の理由はここです。
- 初期セットアップが非常に簡単
- 複雑なネイティブ設定を意識しなくていい
- 実機確認までが早い
環境構築に何日もかける必要がなく、
「あ、動いた」までがとにかく早い。
これは初心者にとって、想像以上に重要です。
「動いた」という成功体験は、継続力に直結する
最初の段階で、
- 画面が表示される
- ボタンが押せる
- アニメーションが動く
こうした体験ができると、
「もう少し触ってみよう」という気持ちが自然に生まれます。
逆に、
初日からエラーと設定地獄だと、ほぼ確実に挫折します。
Expoはこの最初の成功体験を作りやすい環境だと感じました。
もちろん、万能ではない
誤解しないでほしいのですが、Expoは万能ではありません。
- Webと完全に同じ書き方ではない
- スタイリングやレイアウトに癖がある
- ネイティブ知識が必要になる場面もある
ただしこれは、
「作り進めたあとで考えればいい問題」
だと思っています。
最初から完璧な技術を選ぶより、
最後まで作り切れる技術を選ぶ方が、個人開発では重要です。
まとめ:Expoは「妥協」ではなく「戦略」
Expoを選んだのは、
「楽をしたかったから」ではありません。
- 完成させる確率を上げる
- 継続できる環境を作る
- 学習と制作を同時に進める
そのための戦略的な選択です。
これからアプリを作ってみたい人、
特に Web や JavaScript の経験が少しでもある人には、
最初の選択肢として Expo はかなり有力だと思います。









